2024/10/23
味噌手作りレシピ
味噌。
日本食に欠かせない調味料。
お味噌は大豆の加工品の代表作、そして発酵食品で栄養たっぷりのお味噌さん。
今回、お味噌の手作り講座に参加してきました♪
いつもスーパーで買っていたので手作り味噌ははじめて。
うきうきドキドキで参加してきました。
手作りって美味しいですもんね♡
5歳の息子さんと一緒に作れる味噌作りでした♡
2017年11月24日に仕込んだ味噌。
名前は「みそみかんちゃん」
息子さんがつけてくれました。
さて、レシピの紹介です!!
ささっと内容がわかる目次
手作り味噌の材料(1kg)
- 米麹 400g
- 塩 90g
- 湯冷まし 90cc
- 大豆(煮たもの) 400g
手作り味噌の作り方
①米麹と塩を袋に入れて混ぜ合わせる。
②①の湯冷ましを加え、よく混ぜ合わせる。
③煮た大豆をつぶす。袋に入れてつぶすと手が汚れず、子どもと一緒に楽しく出来ますよ♪
④②と③を麹の粒が見えなくなるまでよく練り合わせる。
⑤出来上がった味噌を袋に隙間なく押さえながら詰める。
⑥常温で2~3か月で美味しい味噌のできあがり。食べ頃になった味噌は冷蔵庫で保管。
※発酵途中でガスがたまってくるのでその都度ガス抜きしてください。
2カ月後のお味噌。
味噌を仕込んだ日から、
まだかなーまだかなーと待つ日々。
麹菌が休まず発酵してくれました。
器に盛るとこんな感じ。
硬さもスーパーで買ったほどよい硬さ。
なんといっても香りが最高です♪
味はとても美味しい。
手作りしたからか、まろやかで甘く感じます。
暖かい我が家では発酵・熟成も早かったのかな。
発酵無しですぐできる、ちぎりパンも手作りにおすすめ♡
味噌の食べ方
日本人といえば味噌汁。
味噌のお味をダイレクトに味わえる一品。
毎朝、欠かさず飲んでいる方も多いのではないでしょうか。
旅館やホテルの朝ごはんにも味噌汁がでてきますね。
豚汁もおすすめ。
具をたくさんいれ、お子さんも食べやすく栄養もたっぷり、美味しいです。
そして、お魚やお肉につけて焼いたり、煮込んだり。
西京味噌焼きは絶品ですよね♪
お家の味噌にお砂糖とお酒を入れてのばして好みの味にすると、味噌焼きや味噌炒めが簡単にできるのでおすすめです。
お味噌をそのまま野菜スティックにつけて食べたり、ネギ味噌のして温かいご飯にのせて食べたり、おにぎりの具としても美味しく頂けます。
寒い冬は味噌鍋や、おでんを食べると体も温まりますよ♪
お味噌はいろいろな食べ方がありますね。
味噌作り麹の選び方
お味噌を手作りするのに欠かせない麹。
麹には種類があります。
米麹、麦麹、玄米、豆麹といろいろありますが、使う麹によってお味噌の味が変わってきます。
引用:http://marukawamiso.com/item-cat/makemiso-mate
お味噌は煮た大豆に麹・塩を加えて発酵したもの。
味噌は味噌でも全国各地、味が違うのです。
関東地方は色が濃く濃厚な味噌、一方関西地方では米麹たっぷり、白色系の甘味噌が多いです。
一方、九州は麦麹の割合が多く、香りと甘みが塩分少なめの白系の味噌。
全国の味噌一覧。
北海道味噌
中辛口の赤味噌。色はやや薄めでクセがなくて誰にでも好まれる食べやすい味わいです。
津軽味噌
赤系の辛口味噌。「津軽三年味噌」とも呼ばれる長期熟成型。塩分は高めですが、まろやかで独特のうまみがあります。
秋田味噌
米どころ秋田らしく米麹をたっぷりと使い、甘みとうまみのバランスがいい赤系辛口味噌。
仙台味噌
伊達政宗が醸造の専門家を呼び寄せて軍糧用に作らせた「御塩噌蔵(おえんそぐら」から続く伝統の辛口赤味噌。
越後味噌・佐渡味噌
どちらも赤色系の辛口味噌。越後味噌は精白した丸米を使っていて、味噌の中に米粒が浮いているように見えるのが特徴。佐渡味噌は長期熟成による深いコクとうまみをしっかりと感じられるタイプ。
江戸甘味噌
しっかりと蒸した大豆を使うために色は濃い赤褐色。熟成期間は短めで米麹の割合が多いために独特の濃厚な甘みがあります。
信州味噌
全国の味噌の生産量の約40パーセントを占め、広く全国的に使われています。米麹と大豆で作られる淡色辛口味噌で、酸味のある香りが特徴。
加賀味噌
加賀前田藩の軍糧から伝わる赤色辛口味噌。長期熟成型で塩分が高く、しっかりとした辛みがあります。
東海豆味噌
大豆だけで作られている豆味噌の総称で、名古屋味噌、三州味噌、八丁味噌など、さまざまな名称があります。タンパク質が豊富で濃厚なうまみとかすかな渋みのある味わい。
関西白味噌
西京味噌の銘柄名でよく知られている白色系の甘味噌。脱皮して煮た大豆と精米度の高い米を使う短期熟成型の味噌なので色が白くなり、米麹のたっぷり使っているために甘みも強いです。広島の「府中味噌」、香川の「讃岐味噌」も同じく短期熟成型の白色甘味噌です。
瀬戸内麦味噌
広島、愛媛、山口周辺で好まれる麦味噌。口当たりの軽い甘さと麦ならではの香りが特徴。
九州麦味噌
麦麹の割合が多くて香りと甘みが強いタイプで、塩分はやや低めです。色も淡白なものが多くなっています。
引用:https://zexy-kitchen.net/columns/127
同じ味噌ですが地域により、甘さ、しょっぱさ、全然違いますね。
お料理も同じ分量でつくると全く違う味になりそうです。
お味噌を変えた時は注意してくださいね。
そして、こんなにも種類があるのですね。
日本全国の味噌を食べ比べしてみたいですね♪
お好みの味噌は見つかるでしょうか♡
手作り味噌キット
スーパーやネットで大豆・麹・お塩が買えますが、計量するのが大変って方にはキットもありますよ。
栄養たっぷりのお味噌(NAOMIままの豆知識)
お味噌の主原料は大豆。
大豆は「畑の肉」と呼ばれており、良質な植物性たんぱく質を多く含んでいます。
米味噌・麦味噌・豆味噌では若干違いますが、主になるのは大豆です。
味噌になることで大豆の栄養にプラスして、アミノ酸やビタミンが生成されすぐれた栄養になっているですよ。
今さまざまな栄養を含む味噌が注目さてており「がんのリスクを下げる」「生活習慣病のリスクを下げる」「老化防止」の研究が進んでいるそうですよ。
論文も数多く発表されており、今後が楽しみな味噌ですね♪